過去を越えた絆(スタートレックディープスペースナイン レビュー / EP6-3)

スタートレックDS9シーズン6のエピソード3です。

カーデシア領内への潜入ミッションの末、帰る手段を失っていたシスコたちが救出されたところから始まります。
しばらくは続き物ですね。

(以下、ネタバレ含む)


■あらすじ
シスコたちは、マートク将軍のバード・オブ・プレイに救出され、第375基地に帰還した。

シスコたちと入れ替わりで、マートクの部隊に5名の補充兵が配属される。
そのうちの1人は、アレキサンダー・ロジェンコ、ウォーフの息子だった。
マートクの船は、輸送船団の護衛任務に就くことになった。

若く経験も無いが副長の息子であるアレキサンダーは船内で浮いていた。
ウォーフも疎遠になっていた息子との関わり方に戸惑う。

しかし最終的にはウォーフの「戦士として必要なことは教えてやる。父親として必要なことは教えてくれ」という言葉で和解し、すでにマートク家に入っていたウォーフに続き、アレキサンダーもマートク家に入ることとなった。

■感想
アレキサンダーは新スタートレックで一時エンタープライズに乗っていた、ウォーフと、ケーラというクリンゴン人女性の間の子どもです。
ケーラはクリンゴンと人間のハーフなので、アレキサンダーはクォーターですね。
ケーラは既に亡くなっています。
彼女はクリンゴンの風習に囚われない性格で、人間に育てられたが故にクリンゴンらしさにこだわるウォーフと馬が合いませんでした。

アレキサンダーはクリンゴンらしくありたいという思いは強いようですが、母はハーフ、しかもウォーフの育ての親(人間)に預けられていたりといろいろ複雑です。
ウォーフがずっと連絡を取っていなかったようで、捨てられたという感情があるようですね。

さて一方テラック・ノアではベイジョーに移っていたデュカットの娘ジヤルがもどってきます。
デュカットはキラを懐柔するためにジヤルを利用します。
こういう狡猾さはカーデシア人の性質でしょう。

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