CNNリスニング検定って?

CNN English Express 2018年6月号に掲載されている「CNNリスニング検定」
この通り、表紙の一番真ん中、目立つところにでかでかと出ています。



実は僕、4月にこのテストを受けてきていまして、その時の日記も書いています。

●CNNリスニング検定 プレテスト
http://hcondo2000.blogspot.jp/2018/04/cnn.html

で、今回の6月号ではちょっとした特集でも組まれて、テストの概要や開発の意図、今後の展望みたいなものが分かるのかな~、と楽しみにしていました。

が、実際は、プレテストと同じ内容のテストがただ収録されているだけ。 (^_^;
説明も全くなく、唐突なので、初めて見た人はCNNリスニング検定って何?と思ったことでしょう。

■CNNリスニング検定とは?

一応、プレテストの時の説明を引用しておくと
小社は、時代の要請に応じ、国際放送ネットワークCNNのニュースコンテンツを活用した英語リスニングテストを開発しています。

CNNは世界20億人に視聴されており、そのニュースはまさに世界各地で実際に使われているオーセンティックな英語で構成されています。リアルな現場の多様な英語をリスニングテストの題材として使うことで、本当の英語力を測ることができます。
ということです。
「開発しています」ということなので、どういう形か分かりませんが、定期的に英語力を計ることがテストとして計画されていると想像します。
一度だけでは英語力の上昇が確認出来ませんし、素材がニュースなので、あまり古くなっても価値が下がりますからね。

■今回掲載されたテスト

6月号に掲載されたCNNリスニングテストは(細部を全て比べては居ませんがおそらく)4月に限定的に実施されたプレテストと同じ内容です。
せっかく作ったから、おまけとして掲載しちゃおうということでしょうか。
普段CNN English Expressを購読されている方はCNNの音声になれているでしょうから、テスト形式で、実際どのくらい一発で聴き取れるかを確認することが出来ますね。

■どのくらい難しいテストなの?

テストをやってみれば、おそらくたいていの方は難しいと感じるのでは無いでしょうか。
しかし、データが無いので比較が出来ませんよね。

参考までに書くと、僕がプレテストとして受験したときの結果は、50点中28点でした。
ほぼ同時期に受けたTOEICでは945点(リスニングに限ると460点)でしたので、TOEICと比べても難易度の高いテストだったと言えると思います。

ちなみに、平均点は24点、最高点47、最低点6点だそうです。

40点台をとるにはTOEIC990点のレベルは超越していないとむずかしいのでは無いでしょうかねぇ。

■今後の展開に期待

テストとしていろいろ課題はあるでしょうが、生のニュース英語を使ったハイレベルなテストということで、とても新鮮な存在です。
ただ、定期的に実施されてそれなりの数の受験者がでてきて初めてテストとしてちゃんと判断できるデータが揃うことになるので、今後どうしていくつもりなのかが気になるところです。

有料のテストではなく、年1回の雑誌のおまけみたいな位置づけでも良いかもしれませんしね。

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